コラム
『温泉の源泉かけ流しとは』
『温泉の源泉かけ流しとは』 以前コラムにて「源泉かけ流しの条件」などについて記載しましたが、泉質や効能を気にすることはあって も、これらの違いを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。先ずは源泉と掛け流しの違いに ついて紹介したいと思います。 日本源泉かけ流し温泉協会によりますと、
源泉とは;
1. 温泉法で定められた温泉であること(温泉の定義/環境省)
2. 所有する自家源泉、または共同源泉からの引き湯を使用していること
かけ流しとは;
1. 新しい湯を常に浴槽に注いでいること
2. 注がれた分だけの湯が浴槽の外にあふれていること
3. あふれた湯は決して浴槽に戻さないこと
4. .湯量の不足を補うために、浴槽内で循環ろ過させないこと
源泉かけ流しとは;
湧き出したままの成分を損なわない源泉が、新鮮な状態のままで浴槽を満たしていること
[加温と加水について]
・基本はあくまでも“源泉100%”だが、入浴に適した温度にするため、泉質を損なわない範囲での最低限の加水・加温は認めるが、湯量不足を補うための水増し加水は認めない。ましてや循環のための塩素を入れてはならない(但し、清掃・除菌のための次亜塩素の使用は認める) 以上の説明で「源泉」と「かけ流し」の違いがお分かりになられたと思いますが、温泉の定義についての説 明を補足したいと思います。「温泉の定義」は、昭和23年に制定された「温泉法」により、地中から湧出する 温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で温度又は物質を有する もの”と定義されています。ここでいう温度とは25度以上(25℃未満は冷鉱泉として位置付けている)。
物質は温泉法で定められた19の物質のうち、いずれか1つが含まれていることが条件となります。
日本各地の温泉地は、この温泉法に基づいて「温泉」と名乗っているというわけです。
当美玉の湯は、北関東、栃木県の北東部、馬頭温泉郷の中の小砂温泉(こいさごおんせん)として名乗り、 正真正銘の「源泉かけ流し」温泉であります。泉質は「アルカリ性単純温泉」。天然ラドン含有の「健康温 泉」、「美肌の湯」、「美人の湯」と別名に謳われるほどの質の高い温泉です。 宿泊施設と日帰りの施設を 備えておりますので、宿泊ではご湯治に、ご休憩に、また日帰り館では一日湯治に是非ご利用ください。