コラム

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『湯治宿とは』 普通の温泉宿との違いについて

『湯治宿とは』 普通の温泉宿との違いについて

 

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行う行為と言う。

日帰りや数泊で疲労回復の目的や観光旅行で温泉宿泊する行為とは、本来区別すべきであると言われている。

湯治場(とうじば)とは、湯治を目的に長期滞留する温泉地のことを言う。

湯治宿(とうじやど)とは、そんな湯治を目的に長期滞留をする人向けの宿を『湯治宿』と言われている。

湯治をするとなると宿に長期滞留する場合が多いので、湯治宿は1泊当たりの料金が安く設定されていたり、食事も湯治する人の健康のことを考えシンプルでヘルシーな感じで、量も少なめで味付けも薄めなことが多いイメージ。所によっては宿の料理ではなく、キッチンで自炊できる場合もあります。

また日本に於ける湯治という行為は何百年もの歴史があるらしく、湯治場として残っている温泉地は古くから続けている所ばかりです。さらに古くからその温泉の効能が知られている所の湯治場の温泉は、泉質の良さも期待できます。

今はインターネットがあるので、そのような湯治宿にも1泊からネットでの予約が出来るようになり、自分へのご褒美として、ストレス解消のデトックス・リラックスを求めていわゆる『プチ湯治』等のプランが主に都会でバリバリ働くキャリア女性の間で流行っているようです。

「美玉の湯」に於いても、若い女性の『プチ湯治』を目的とした方が増えてきておりますが、昔から湯治を目的とした地元八溝地域の農家のおじいちゃん・おばあちゃん、那珂湊や大洗の漁師の方々の冬の長期湯治や農閑期に湯治に来られており、その方々の湯治宿的な存在なのかなと思います。

やはり温泉の効能(天然のラドンを含むアルカリ性単純温泉)と本物の源泉かけ流し温泉を気に入られた方々に湯治場としてご愛顧いただいているのではないかと思います。

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